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物件の売却サポート
2021.03.19

住宅ローンは固定金利型と変動金利型のどちらが有利か?

金利タイプを大きく「変動型金利」と「固定型金利」に分けれらます。それぞれの特徴を知って、どちらが自分に合っているか選んでみてください。

変動型金利とは

ネットで「変動型金利 固定型金利」と検索するとその時点での大まかな金利が確認できますが、現在(2021年3月)は変動型金利の方が金利が低くなっており、しばらく返済額を少なくできるメリットがあります。

しかし、変動金利は半年または毎月ごとに金利が見直され「元金均等返済」の場合は「元金を均等に返済する」という考え方から、返済額も見直されます。

一方、「元利均等返済」の場合は「5年ルール」というものがあり、金利が上がったとしても直ぐには反映されず、5年ごとに返済額が見直されます。
更に5年ルールに加え「125%ルール」があり、5年ごとに返済額が見直されても、毎月の返済額はそれまでの125%までしか上がりません。

この5年ルールや125%ルールにより、例えば子どもの教育費や介護、または貯蓄といった5年・10年先までの家計を見通しやすいというメリットがあります。

一方、気を付けなければいけないのが、5年ルールや125%ルールがあったからといって返済総額が変わるわけではありません。
つまり、上昇した金利の未払い分が先送りされているだけですので、最終返済日に一括返済したり、5年ごとの返済額見直しのタイミングで精算することになります。

固定金利型とは

現時点では、変動型に比べ金利が高めです。しかし、金融機関やフラット35のなかには変動型に近い金利のものも少なからずあります。

固定金利型には、借入れたら一切の金利見直しがない「全期間固定金利型」、一定期間金利を固定する「固定期間選択型」があります。

まず、「全期間固定金利型」は、その名のとおり借入後は金利も返済額が変わりません。このため、最後まで返済額が変わらないので、金利の変動などで振り回されず、返済計画が立てやすいのが特長です。

しかし、銀行も金利の変動を想定して利息を計算しているため、変動型金利に比べて金利が高めです。現在のような低金利の状態が長く続くと、変動型金利より総返済額が多くなってしまいます。

一方、「固定期間選択型」は、3年や10年など一定期間は金利が変わらず、この期間が終了するタイミングで、改めて固定金利の契約を結んだり、変動型金利に切替えたりします。

この固定期間選択型の仕組みは「変動型金利+固定金利特約」で、一定期間の金利を固定しているというものです。
よって、期間満了にともない改めて固定金利の契約を結ぶ場合は、10,000円ほどの手数料が必要になります。

その他の金利タイプ

上記の変動金利型や固定金利型のほか「段階金利型」や「ミックスローン」などの金利タイプがあります。

前者は最初の5年・10年の金利を低く抑え、この期間後に金利がアップするというものです。
最初に完済までの金利が確定しているので、当初の返済額とその後の返済額が明確です。

後者は住宅ローンを変動型金利と固定型金利の2つに分けて契約を結ぶというものです。
取り扱っている金融機関が少ないですが、扱っているようでしたら一度確認するもの良いでしょう。

住宅ローンは長期に渡り利用するものですので、現在だけではなく10年・20年先の家族や収入の変化などを想定しながら、適切な金利タイプをお選びください。

あすまいる建築では新築の際の住宅ローン選び、リフォームなどに伴う住宅ローンの見直し・借り換えなどのご相談も承っております。お気軽にお問合せください。

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