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物件の売却サポート
2020.07.15

重要事項説明書はしっかり読もう

不動産購入申込書(買付証明書)を提出した後、細かな物件のスペックや立地・環境を確認しますが、できればこれらと合わせて「重要事項説明書」を確認するようにします。

重要事項説明書は物件の売買だけではなく、賃貸などでも必要となるため何となく覚えがある方も多いとは思いますが、重要事項説明書を確認した後は本契約になってしまうため、この確認はとても重要なプロセスになります。

不動産会社によっては、本契約の直前(同日)に重要事項説明書を説明することがありますが、この場合は本契約を先延ばししてでも重要事項説明書をしっかりと説明してもらい、場合によっては「素人ですので用語を調べながら確認しますので…」といって預かり、持ち帰るのも1つの選択肢です。

尚、重要事項でチェックすべき項目は以下のとおりです。

1.建物に関する項目

面積登記簿面積と専有面積の違い
所有権売主と所有者が同じかどうか
抵当権設定の有無と債務額
法令に基づく制限用途地域、建ぺい率、容積率の限界
敷地の権利所有権か借地権かどうか
私道の有無と権利

2.管理に関する事項

共有部分の規約専用仕様ができる場所や面積の確認
専有部分の制限動物飼育や床変更の可否
管理業務の委託先管理会社名と管理形態
修繕の実施と計画修繕の履歴確認
アスベストの使用実態調査履歴とその実態
耐震性の診断診断履歴とその結果
建築確認日新耐震基準以降の建物か

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