リフォーム工務店
2022.04.01
新築やリフォームのポイント ~部屋を広く見せる方法とは~
新築やリフォームなどに目の錯覚を取り入れることで、実際以上に部屋を広く見せることができます。
1.遠近法の利用
最も取り組みやすい方法の1つが遠近法を使ったものです。例えば長方形の部屋が合った場合、ドアを横幅の短い面に取り付けることで奥行きを作ります。
また、ドア付近に家具を置くことで奥の空間に余裕を持たせ「奥に広がっていく」ような見せ方をするのも良いでしょう。
2.空間の活用
新築やリフォームで間取りを考える際、下記のようなデッドスペースを作らないような工夫もあります。
1.廊下
1日あたりの廊下の使用時間を考えてみると、たぶん家族全員で数分ぐらいではないでしょうか(玄関を除く)。
しかも、廊下でゆっくり時間を過ごすということもないので、廊下を「部屋から部屋を移動するスペース」と割り切って考えると、住宅の面積によっては「不要」という結論に至ることもあります。
実際の新築の家でも当初設計士が提案した図面には廊下がありましたが、施主様の意向でリビングを廊下代わり(移動スペース)に使うことで、リビングを広くとったというケースもあります。
2.ドアの開閉
ドアを開き戸にすると、ドアの開閉スペースや壁際がデッドスペースになります。
そこで、これをスライド式の引き戸にすることによりこれらのデッドスペースを無くし、1つ家具を置くことができるようになります。
3.ベッドの使用
寝具を布団ではなくベッドにすると、押し入れの半分ぐらいのクローゼットで収納が納まることがあります。
隣接する部屋やそれぞれの部屋の役割を決め、収納スペースを計画的に配置することも部屋を広くするときのコツの1つです。
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