無料個別相談会ご予約はこちら
物件の売却サポート
2021.01.11

断熱に対する考え方

断熱材と暖房器具

時々、広告などで過度に断熱材をアピールしているケースが見受けられますが「どんな断熱性能が高くても断熱材自身が熱を出すわけではない」ということを改めて覚えておいてください。

つまり、断熱材は室内の温度を保つ能力を表すもので、室内を暖かくするためには別途、暖房器具が必要ということです。

このため断熱材を考える際には、同時に「室温を上げるための暖房器具どうするか」ということを一緒に考えることが大切です。

様々な暖房器具

お風呂と同様、室内の温度も何もしない状態では、自然と暖かい空気が上に溜まり、逆に下には冷たい空気が溜まりやすくなります。

最近は、どの部屋にもエアコンがあることが珍しくなくなりましたが、この自然の法則からするとエアコンだけに部屋の暖かさを頼るのは少し無理があります。

そこで、必要になるのが「下から部屋を暖める器機」となります。

代表的なものとして「灯油ストーブ(石油ストーブ)」「ガスストーブ」「床暖房」などがあります。

「灯油ストーブ」と「ガスストーブ」を比べると暖房費という視点では「灯油ストーブ」の方が優れております。
ただ、「灯油ストーブ」の臭いが受付けないという方がいますので、好みは分かれるところです。
逆に「ガスストーブ」は暖房費では「灯油ストーブ」に劣るものの、素早く室内を暖めるには向いています。

ストーブは基本的にその前方と部屋の上部を暖めるのは得意ですが、部屋全体を暖めるという意味では床暖房の方が効率よく快適です。

熱は全て上に向かいますので、床が暖かければ足元は勿論のこと、部屋全体の下から上まで満遍なく暖かくなります。

尚、床を暖めるという点では電気カーペットなどもありますが、電磁波が強いた常時の使用はあまりお薦めできません。

窓にも気配りを

断熱材を入れ、暖房器具の備えて寒さ対策はバッチリ…という訳にはいきません。

最も熱が逃げやすい「窓」の断熱ができていなければ意味がありません。
できれば、インナーサッシ(二重窓)と雨戸で熱が逃げるのを防ぐのが理想的です。

また、たまに見かけるカーテンの裾が足りないもの熱が逃げる原因です。

断熱材のほか、暖房器具や窓、そしてカーテンまでのトータルで快適な室温調整を目指すことをお薦めします。

リフォームに関するご不明点やお困りのことがありましたら、お気軽にあすまいる建築へご相談ください。

小田原・足柄でリフォームの工務店なら
あすまいる建築
神奈川県小田原市国府津2773-8

Page
Top